インフレと治安

NY/アメリカ

今週月曜日、ガソリン給油をしたら、どこも1ガロン:4.30㌦くらいになっていて….影響は免れないと思っていたものの、少し驚いた。

 

2月末の時点で3㌦後半くらいだったはず。ちなみに去年は3㌦切っていた。凄いスピードでガソリン価格が上昇している。これで年末からじわじわと迫ってきていたインフレがさらに加速するのではないかと案じてしまう。

 

我が家は自家用車は所有していなくて、日々の移動は夫は自転車、私は徒歩、または地下鉄で済んでいるけど、車社会のアメリカ。車でしか移動できないひと、車やバイクを使わざるを得ない人の経済的打撃はいかがなものなんだろうと思わずにいられない。

 

もちろん、ガソリンの値上がりは生活の色々なところで遅かれ早かれ価格上昇という形で給油しない世帯にも影響を及ぼすことは必至ですが……もうすでにインフレが起こっているのでこれ以上進まないで欲しいなぁ。ほんとうに!

 

ふと、夫が飲んでいるビールも今日、スーパーで値段を見ると少し前の価格から2㌦値上がりしていて、思わず買い控えた。嗜好品は我慢できるけど、生活必需品までになると厳しい。

 

インフレに伴って心配なのが、治安の悪化。

 

先月末に近所の雑貨店に拳銃を持った強盗が押し入ったと知って、恐ろしい気分になった。相変わらずアジア人はずっと襲われ続けているし、少し前に行っていたデラウェア州も治安が悪くなっていると地元の人が仰っていた。苦しい人が多いということだと思う。ニューヨークのホームレスの数はめちゃくちゃ増えているし、治安が回復する要素がないんじゃなかろうか。

 

とはいえ、私が住んでいる地域はアジア人も多いし、人種はめちゃくちゃミックスされていて、道行く人が英語を話していない方がむしろ当たり前な環境なのが幸いしているのか、差別されて嫌な気持ちになったことはまだ一度もない。危険を感じたこともなくて、本当にこの環境はありがたい。というのも、ブルックリンのちょっとラフな地域に住む日系人の知り合いが通学途中に道端でよく嫌がらせにあうと言っていていたから。やっぱりニュースの中でだけ何かが起きているのではなく、当たり前の日常にもうなってしまっているというのを知ってしまったから。そして私はただラッキーだったんだなと痛感して、残念で無念な気持ちが入り乱れた。差別する側の人のことをどうこうすることは出来ないし、どんな気分なら口汚く何の落ち度もない見知らぬ他人を罵ることが出来るのか見当もつかないけど、その見当もつかないことが実際に起こっていることが悲しいと同時に恐ろしい。幸い彼女のルームメイトが日が暮れたら最寄り駅までは車で迎えに来てくれると聞いてちょっと安心した。良かった。でもそれまではスタンガンをバッグに忍ばせていたそうな。本当に悲しいね。

 

インフレとアジア人ヘイトがともに加速しないことを願うばかり。

 

でも今のところ、増税の話は聞いても、減税の噂は聞かない。アメリカはロシアから石油を買わないと決めたけど、自国の石油は掘らない。天然ガスにも手を付ける予定はなさそう。石油はどこかの国から調達を余儀なくされるけど、きっと市場価格が上がっているだろうから、庶民の生活はこれからもどんどん苦しくなる。あまり明るい未来は想像出来ないけど、でもそれでも、ここでなんとかするしかない。少しずつでも、世の中が平和を取り戻していきますように。いまは、祈るだけ。

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました