2020年の初夏から始めた犬探しは、2021年の1月30日に無事終了しました。当初予定していた保護犬引取案はコロナ禍で犬需要が高まり、結局保護には至らず、全米を網羅する仔犬販売サイトを気長に探し続けて、一般の家庭に生まれた柴犬とビーグルの雑種を譲っていただくことになりました。柴犬の血が入っていることから、日本名の柚子と名付けました。とっても元気でやんちゃな男の子。ニューヨークから片道4時間弱のペンシルベニア州アーミッシュのご家庭からやって来ました。
保護犬を引取れなかったのは残念でしたが、生後8週目の柚子を譲って頂けたことは本当にラッキーでした。
ちなみにニューヨークでは一時期、犬を飼う場合、保護施設またはブリーダーから引き取るという法案が出ていたのですが、2022年現在、まだペットショップで子犬が販売されているので、法案は通らなかったようです。とても残念。(ペットショップが生体販売を出来なくなることを私達夫婦は願っています…..)
一年犬を飼ってみて、ニューヨークは犬を飼いやすい環境だなぁと思っています。レストランやバーでもどこでも、屋外であれば犬を伴えますし、お店の人も犬にお水をたいてい出してくれます!スーパーや薬局などもお行儀の良い犬は店内に飼い主さんと一緒に入っています。特に誰も何も言わないので、暗黙の了解なのでしょう。大き目なホテルだと追加費用を支払うとペットも一緒に宿泊でき、そのことも本当に助かっています。ニューヨークと言えば!の地下鉄にも力技で乗せている人もいます。そう、もうかなり何でもあり!
ただ、困ることは動物病院と医療費。ニューヨークという土地柄、開業費が高額です。そのため家賃が医療費に反映されかなり割高です。割高なだけで、信頼出来るドクターがいると良いのですが、ビジネス最優先であまり良い病院がないのが現実。不要なことを勝手に追加し請求してくる病院や誤診で犬が死んだという口コミがいくつもある病院、、、犬仲間に聞いてもなかなか信頼出来る病院の情報が集まりません😢柚子の動物病院は人気はあるのですが、ペットの名前や状態を間違って連絡してきたり、最初の見積もりと価格が違ったりなど、不審な点があり、ほかに良いところがないかといまだに模索中です……
そんなニューヨークと我が家の犬事情でした。これから柚子だけでなく、すべての動物が少しでも幸せに暮らせる世の中になりますように!!私も不幸な犬を助けられる人間になれるように頑張ります!
